ABOUT
1999年、三浦宏之と丸山武彦により結成される。
Mはmovement、moment、mesh。laboratoryは先駆的、実験的であること。社会的な動き、身体の動き、メンバー個々の活動を網の目として繋げて行く。その瞬間を生み出すための実験的時空を構築する集団として活動を開始する。

結成と同時にHeat Island Projectを開始し、2002年までの3年間で「熱源譚」「Joule」「蒼熱〜blue craze〜」「Latest Heat」「トウキョウヒート02」の5作品に加え、番外編の「Heat live through〜暴走する男達〜」を立て続けに発表。「Latest Heat」「トウキョウヒート02」では森下スタジオ等での、関連ワークショップも開催する。
2001年、香港Mono Festの招聘を受け三浦宏之ソロ作品「黒森〜Forest in the Dark」を発表。
2006年「YUGUM〜由我無〜」
2003年より2007年にかけて、戦争三部作として「ジョニーは戦場へ行った(仮)」「〜はなぞの〜」「忘却都市」を発表。「ジョニーは戦場へ行った(仮)」の改訂短縮版「ジョニーは戦場へ行ったのか?」で2005年東京コンペ優秀賞受賞。「忘却都市より〜幾つかのシーンの抜粋〜」にてアジアコンテンポラリーダンスナウに参加。
2006年セッションハウスリンゴ企画のプログラムディレクターを三浦宏之が務め、通年で「EDEN〜果実売りは夜狂う〜」(作・三浦宏之)「大きな林檎の木の下で」(作・笠井瑞丈)「怪物園」(作・斉藤栄治)「自転車操業」(原案・丸山武彦/作・三浦宏之)を発表。
各回にゲストダンサーとして上村なおか、東野祥子、森下真樹、まことクラブ、Jou等を迎え好評を博す。
同年JADE International dance festivalにて「YUGUM〜由我無〜」を発表。
2008年、BUSAN INTERNATIONAL DANCE FESTIVALに招聘されダブルビル「short piece」「short peace」を上演。
2010年、アサヒアートスクエアにて1ステージのみの上演による作品「停止。」を発表し、同時に10年に及んだ活動を停止する。

2010年「停止。」photo:Sakae Oguma

2020年「DAWNORDUSK」photo:MILLA
2016年、7年間の活動停止期間を経て活動を再開。2016年11月岡山にてレジデンスクリエーションを行い「終わる前」(Moratorium end ワークインプログレス作品)を発表。2017年2月中野テルプシコールにて活動再開作品となる「Moratorium end」を発表。
2018年9月にはカンパニー初となるフルレングスDuo作品「いなくなる動物」を発表し、岡山・沖縄・東京での3都市ツアー公演を行う。近作は2019年3月上演の「あなたがいない世界」。同年11月にはカンパニー初の企画公演「Moment of motion」を上演。2020年9月新作「DAWNORDUSK」を東京にて上演し、本作は2021年沖縄、仙台での上演が予定されている。
background photo:Sakae Oguma