岩渕貞太 ソロ・ダンス
「missing link」岡山公演
『missing link』とは、生物進化の環のなかで発見されていない存在。
存在自体も定かではない不在。
自身の身体のなかに、『missing link』を探り続ける過程。
それは、他者の侵入を許しながらも抵抗し、
人ではない未知のものを生み出す、
変容と崩壊のダンス。
全てを隠す漆黒の闇、
あからさまに晒す光、
残される蠱惑の肉体。
岡山公演PV
振付・出演
岩渕貞太
日時
2017年12月16日(土)18:00 / 17日(日)15:00 開演
会場
上之町會舘 2階ホール
(岡山市北区天神町9-39 2F)
照明
川島玲子
宣伝写真
野村佐紀子
宣伝映像
須藤崇規
西野正将
中里龍三
制作
Works-M
主催
岩渕貞太 身体地図
助成
公益財団法人セゾン文化財団
協力
急な坂スタジオ
M・L・I M-Lab Institute
岩渕貞太 Iwabuchi Teita
玉川大学で演劇専攻、日本舞踊・舞踏も学ぶ。ダンサーとして、ニブロール・伊藤キム・ 山田うん等の作品に参加。
2007年より2015年まで、故・室伏鴻の公演に出演、影響を受ける。2005年より、「身体の構造」「空間や音楽と 身体の相互作用」に着目した作品を発表する。
2012年、横浜ダンスコレクション EX2012 にて、『Hetero』(共同振付:関かおり)が在日フランス大使館賞受賞。
日本人の身体と感性を生かした、舞踏や武術をベースに、生物学・脳科学・哲学等からインスパイアされた表現方法論「網状身体」 開発。
本公演は、舞踏が世界を先導する財産であると確信し、それを岩渕独自の身体哲学から再解釈し、継承とは異なる新たなダンスを創造することを目指します。
岩渕にとってダンスとは、観客と誘惑的な駆け引きを起こすコミュニケーションであり、ソロダンスはそれを掘り下げる原点と考えます。
写真:野村佐紀子